家づくりの要は何だと思いますか?
私は、「設計力」だと思います。音楽では、作曲と式がその演奏を決定づけるように、建築では設計と監理がその役割を担います。もちろん奏者(職人)の活躍は不可欠ですが、作曲なしでは素敵な旋律は生まれないし、指揮なしては観客を感動させるコンサートにはなりません。家づくりも同様、いい設計と監理がないと本当にいい家にはならないのです。
先日、ある青年が「家づくりは設計がすべてですね」と一言。建築には無関心の彼が、当然のように言ったことに衝撃を受け、改めて責任の重さを感じました。設計監理とは、家の品質・性能・価格・安心安全・快適性・デザイン・メンテナンスなどさまざまな要求のすべての答えをだすことであり、家づくりの過程を統括すること。施主と正面から向き合い、その人柄がにじみ出るようなやさしくぬくもりある家をつくりださなければなりません。
この2月、誠設計事務所は沢山の方に支えられて31年目を迎えました。これまで関わっていただいた皆さまに感謝しながら、「風土に生きる、人にやさしい家づくり」を続けていきたいと思います。
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