家づくりの足あと

岩船の家

岩船の家

設計者の“ひきだし”を上手に利用されながら、
家族の想いのこもった家をつくられたYさん。
家づくりを通して、ご家族の新たな楽しみが増えそうです。

【家づくりが始まるまでの足取り】

長く妻の実家に同居していましたが、いつか私たち家族の家を・・・と思っていました。漠然と思い描きながら、ときどき雑誌を見たり見学会に行ってみたり。ながくそういった時間が続きました。
本格的に考えるようになったのは昨年の夏ごろ。子どもの小学校入学が再来春と考えると、「途中で転校させるのもかわいそうだし、入学前に新しい土地に慣れさせてあげたい」と思うように。そうなると決断は早く、すぐに家づくりが本格化しました。


【誠設計との出会い】

夫の仕事の縁で、誠設計の中野事務所に行く機会がたびたびありました。
「よかったら見学会に」と誘われ、家族で見学会に行ってみることに。これまでにも色々な見学会に足を運んではカントリー調のデザインに心奪われていたのですが、なぜか誠設計の家の"白い壁に木"の意匠にピンとくるものを感じました。ずっとカントリー調に関心を持っていたのに自分でも不思議ですが、いざ、自分が毎日生活する場だと考えると、自然とシンプルで自分たちに馴染みやすいものに反応したのかもしれません。
そして依頼先を決断する段。いちばんの決め手は、"人"でした。自分たちの想いを引き出して、うまくリードしてくれるという安心感や話しやすさ。安心して任せられるという感覚は、私たちにとっては重要なポイントです。


【設計の時間】

よく見ていた住宅雑誌に登場する家の面積は、平均40坪。自然と「40坪がフツウなんだ」とすっかり影響を受けていたのですが、色々お話ししながらプランニングしてできた家の面積は、30坪程度。これには驚きました。だからといって、40坪や30坪が実際どのぐらいの大きさなのかはわからなかったのですが、数字だけみるとその小ささにびっくり。正直、「あれ、こんなに小さいの?」と・・・。
今できてみて思うのは、先入観のあった「40坪」ではずいぶん大きかっただろうな、ということ。30坪でも必要なものはきちんとあって、ゆとりもあるし、なにより家族にちょうどいい。数字に惑わされてはいけないですね。


【いざ、着工】

施工が始まると、休日には現場に足を運ぶように。
家事・育児に追われてなかなか時間がとれないこともありましたが、どのぐらい進んだのかを見るのはとても楽しかったです。夫は仕事の合間を縫っては現場に通い、家に帰ると「今日は塗装が進んだよ」とか「テレビ台がついたよ」とその日の進捗具合が食卓での話題に。特に後半はほとんど毎日見に行っていたようです(笑)。


【わたしたちの家づくり】

どんな家が欲しいか、という具体的なイメージがあったわけではなく、見るもの見るもの「いいなぁ」と思っていた私たち。
具体的なイメージがない分、自分たちの潜在的な要望を掘り起こしてもらったり、こうしたらいいですよ、という提案にはとても助けられました。唯一具体的に要望したのは、食事を畳の上で、ということ。ずっと畳に座って食事をしてきたので、実際にキッチン前に畳のあるお宅におじゃましたとき、これだ!と思いました。今こうしてみても自分たちらしいスタイルだな、と思います。


【これから】

家ができるということは、私たち家族にとっては生活が一変するということ。これまで両親のそばで、時折助けを借りながら子育てしてきた分、環境の変化に少々の不安や戸惑いもあるのですが「新しいおうち!」とはしゃぐ子どもたちを見ると、やっぱり良かったなぁ・・・とこみ上げてくるものがあります。
夫は「庭はオレが頑張る」と今から大はりきり。今まで庭いじりをしている姿を見たことがないですが(笑)、これからは主人の違った一面を見ることになりそうです。
夢を膨らませていた自分たちの家。これからは、私たち家族でゆっくり私たちらしい暮らしを楽しんでいきたいと思います。