家づくりの足あと

山王島の家(母屋連結 独立子世帯)

山王島の家(母屋連結 独立子世帯)

大きな母屋につながる、子世帯の家をつくられたお施主さま。
建てるべきか建てないべきか、建てるとしてもどう建てるべきか・・・。
ずいぶん悩まれたのちついに決断、今日に至るまでのお話をうかがいました。

【家づくりが始まるまでの足取り】

もともと母屋の2階を私たち世帯のスペースにしていましたが、 子どもが成長するにつれ次第に手狭に。
毎日活発に駆け回る子どもたちに、「危ないよ、気をつけて、静かに・・・」と繰り返すうち、のびのび快適な 環境にできないものかと考えリフォームの情報収集を始めました。


【いざ、情報収集】

家を建てた友人に情報をもらいながら、各社のモデルハウス・見学会へ。
色々な家を見学していると気づくことも。特に感じたのが、モデルハウスと実際の家のギャップ。モデルは魅せるためのもの。よくできているなぁと感心するほどでした。また、同じ"木の家"でも、つくり手によって全然違うことにも驚きました。ふんだんに木を使った同じようなテイストの家でも、家に入った瞬間、印象が全然違うのです。つくづく、実際の家を見てみないとわからないものだなぁと思いました。


【誠設計との出会い、そして決断】

誠設計との最初の出会いは5年前。友人のKさんが誠設計で家を建てたというので誘われるまま見学会へ。当時は家づくりなど全く考えていませんでしたが、見たことのない空間のつくりや雰囲気に、こういう家があるんだ・・・と驚いて帰ってきました。
その後も頻繁にKさん宅に遊びに行きましたが、行けば行くほど居心地の良さや家事のしやすさを実感。その後、今度は近所で仲のいいTさんも誠設計で家を建て、やはり素敵ないい家が完成。次第に誠設計に興味を抱くようになっていきました。
リフォームの検討が現実味を帯びてきた頃、Kさんに教えられて誠設計のすまい教室に。その後は毎月見学会に通うようになりました。そこで感じたのは住む人が見えるようなリアリティと独特の品、拡がり。「何かが違う」と思いました。「それが何?」といわれると自分たちではわからないのですが、もしかしたらそれが「設計力」だったのかもしれません。その後も検討は続きましたが、機能と予算を重視する夫と、住み心地や雰囲気を重視する妻の出した結論は、「満足しない限りつくる意味がない」ということ。そこで誠設計への依頼を決めました。


【設計のはじまり】

当初リフォームを考えていた私たち。いざ所長さんに家を見てもらうと、「安易にリフォームしても、課題をクリアするのは難しそうだよ」とのこと。ずいぶん悩みましたが、思い切って母屋に続く小さな家を建てることになりました。
設計が始まると、設計担当の方は私たちの好みをよく理解して色々提案してくださいました。好みが偏りすぎると止めてくれることも(笑)。アドバイスのおかげで、絶妙ないいバランスで設計できたように思います。


【施工の時間】

施工が始まれば色々大変かも・・・と想像していたのですが、始まってみてびっくり。いつも読んでいた"家づくりの足あと"に書かれていた通り、とても楽しく充実した時間でした。
毎日通ってきて下さる棟梁は本当に丁寧で一生懸命。両親ともいつの間にか仲良くなり、建築に関係のないことでも相談したり頼んだり(笑)。子どもたちも気がつけば現場にいて、私たちも日々刻々と変わっていく現場を見るのが楽しくて、日に何度も行ったり来たり。家族皆が楽しく過ごせるいい時間でした。いちばん感心したのは、現場で手を動かす職人さん自身が常に「もっと良く」と考えてくれていること。現場で次々出されるアイディアと、それが採用され形になっていく様子にはとても感激しました。


【これから】

毎月家族で出かけていた見学会。
先日いつものように見学会に向かう車中で夫がぽつり。「最後だなぁ・・・。」 家が完成するのは嬉しいけれど、こうして見学会にでかけたり、家のことを話す時間が終わりに近づいていると思うとなんだか寂しい気持ちです。
振り返ってみると、誠設計の人たちは本当に誠設計という名前のとおり。人から伝わる評判の大切さを感じている今、これはぜひお話ししておかなくちゃと思うぐらい。
実際に住んで満足したら、さらにたくさんの人に伝えようと思います(笑)。
まだ家を建てた実感がないのが本音ですが、これからは、気になっていたことをクリアした空間での生活が始まります。今までと何も変わらない、でも新しい暮らしを楽しんでいきたいと思います。