家づくりの足あと

青木島の家

青木島の家

「使い捨てでなく、いいものを長く大切にする感覚を娘に伝えたい」という想いを胸に、『いい家』を望まれたSさん。家づくりを考え始めてから完成までの想いをお聞きしました。
(2012.10竣工)

【家づくりが始まるまでの足取り】
アパートに暮らしていましたが、娘が生まれ、家と庭のある環境でのびのび育ってほしいという思いから、娘が幼稚園にあがるまでには家を建てたいと考えるように。
また、使い捨てが多い今の時代にあってもいいものを長く大切にすることを大事にしたいという思いから、漠然としながらも"資産価値のある家"を想い描くようになりました。そこには、いつか娘が大人になったとき「住みたい、大切にしたい」と思ってくれるような家になれば...という父としての秘めた思いもありました。


【誠設計との出会い】
夫は新聞広告で誠設計の家を目にして以来惹き付けられ、関心を抱いていました。見学会に行ってみると、玄関に入った瞬間心地よく、落ち着きがあって気持ちがいい。色合いや風合いも自分たちに馴染む感覚があり、自然と生活のイメージが湧いてくるようでした。メーカーの展示場や工務店の見学会も見て回りましたが、この独特な落ち着きをもった家は他にはなく、同じ木の家でも全く印象が違って見えました。当初メーカーを考えていた妻も誠設計の家を見るうちその魅力に気づき、どのお宅におじゃましても期待を裏切らない心地よさに惹かれていきました。
設計事務所ゆえのハードルも感じましたが、見学会やすまい教室のたびスタッフの皆さんの人柄に触れ、「家が人を育てるのを助けてくれる」とおっしゃった所長さんの言葉のがすうっと自分たちの中に入ってくるのを感じ、誠設計にお願いしようと決めました。
他の家と見比べれば決して安いわけではないのですが、いい家が欲しいと願う私たちにとって、それだけの価値があると踏んだのです。


【土地探し】
わたしたちにとって、もうひとつの大きな課題は土地でした。
今の住まいとそれほど環境が変わらず、通勤通学や買い物などの利便性がよく、のびのびとした地域をと土地探しをして1年以上。ようやくこの土地に出会いました。


【設計の時間】
まずは想いを伝えるところから。どう暮らすかを考え、一緒にプランニング。想像以上のプランができました。
その後は二週に一度のペースで打ち合わせ。実際、初めて家をつくる立場でひとつ一つ決定するのはとても大変。全て決めて建売にしてもらったらどれだけラクかと思うほど (笑)。提案を受ければ迷わずそれでお願いしました。中には心地良さや落ち着きなど、素人にはわからない観点もあり、プロにお任せして見守ることも。また設計を進める中で、他の工務店でウリにしていることが誠設計ではごく当たり前に行われていることに気づくことも多く、驚きました。


【施工の時間】
夫は通勤がてら度々現場を見に行きました。家族でも週に一度は現場を見学。大工さんが丁寧に手作業で仕事をしてくれている姿をみると、「あぁ、やっぱりいいなぁ」とその光景を見つめることもしばしば。改めて手づくりの良さを実感しました。
工事が進み、ある日LLBの春原さんから「足場がとれました」と写真メールが届き、大感激。もともと誠設計の家の外観が好きだったので、足場のとれた我が家を眺め、「本当に格好いい!」と夫婦で感激しました。


【これから】
023_story_03.jpgできあがってきた我が家は、他の誠設計のお宅同様、玄関に入った瞬間心地良さを感じます。夫婦で「何がこうも違うんだろう」と話すことがあるのですが、やはりそれが設計力なのかなと思います。
不思議なもので、当初できるだけ手入れの要らない素材をと思っていたのが、その良さに気づき始めると手間も自然と受け入れるようになり「つき合ってみようかな」という気持ちに。カーテンと思っていたのが障子に、既成ベランダと思っていたのが木のベランダに。建てたときが最上でなく、年月を経るほど味わいを増す、まさに娘に伝えたい家になったように思います。
この家は、友達が遊びにくるイメージでつくった家。これからはお友達を迎えながら、楽しく心地よく暮らして行きたいと思います。