家づくりの足あと

桑原の家

桑原の家

「土地の利を活かした気持ちのいい家で暮らしたい」という思いを現実にするため、話し合いを重ねてきたご夫妻。窓から大パノラマが望める住まいに辿り着くまでのストーリーを覗いました。
(2014.07竣工)

【家づくりが始まるまでの足どり】
27_story_02.jpgマイホームを持つことは、結婚当初からの夫婦の夢。仕事で県外に居住している間も度々見学に行きました。長野に戻ると現実的に考えられるようになりましたが、どこに建てるかが問題。実家の敷地内に建てればと考える夫、新たな土地にと考える妻。結局話は平行線のまま年月が過ぎ、しばらく家づくりの話題を封印している時期がありました。
それからしばらくして娘の小学校入学を意識するようになった頃、実家近くの畑を農地転用してはどうかという話がでてきました。実際に農転できるメドがつくまで1年かかりましたが、その間、色々な業者を見て回り、依頼先選びが本格化していきました。

【依頼先選びと誠設計】
夫婦共に、気持ちのいい木の家をじっくり考えてつくりたいという思いがありました。様々な情報を得るうちに、夫は設計士を選んで建築する会社に惹かれるように。一方妻は、何年も前に誠設計の見学会で体験した「気持ちいい」という感覚が忘れられず、もう一度誠設計の見学会へ。するとそこでも同じく「気持ちいい」と感じ、これだ・・・!と確信。話を聞いた夫は、勉強を兼ねてすまい教室に出席することにしました。

27_story_03.jpg【すまい教室と誠設計】
すまい教室では、参加者が自己紹介をします。初めてのときは、えぇー!と思いましたが(笑)、今思えばあれこそ誠設計らしいところ。営業的でなく、皆で共に学ぶ感じでとても雰囲気がいいのです。
実際話を聞いてみると、同じ"設計士が設計する"家づくりでも、単にそのことに重きをおいてPRする会社と違って、誠設計は家づくりの姿勢がとても明確だと感じました。
またLLBと共に設計・施工一体でつくることにも共感。半分他社に気持ちを固めていた夫でしたが、誠設計に強く惹かれて帰って行きました。
後日夫は、所長さんや綿貫さんと話す機会がありました。そこで聞いた会社の理念に納得。要望されれば何でもやるのではないこと、竣工の度に皆で勉強会を重ねていることなどを知り、「私たちはこうやっていい家をつくっている」という姿勢がよく伝わってきて、その人柄にも信頼感を覚えました。
帰り道、仕事中の妻に「誠設計がいいと思う!」と電話したのをよく覚えています。


【設計の時間】
初のプラン打合せは期待しつつも緊張して迎えたのですが、所長さんが敷地図の上に家型のカードを斜めに置いてみせた瞬間、これは楽しい家になる!と直感。大きな窓から冠着山や治田公園の桜景色が飛び込んでくるのがすぐに想像できたのです。家は道路と平行に建てるものと思っていただけに、とても感激しました。
またキッチンに立つ妻の後を家族が通ることを想像し、「通路幅を広くしたい」と伝えたところ、「このぐらいだと"ちょっと通るね"」って自然に会話が生まれるよ」と所長さん。なるほどと思いました。単に広いことを良しとするのではなく、心地良さや程良い距離感を持つ家こを求めていた家だと気付き、それが私たちの望みに変わっていきました。

【施工の時間】
27_story_04.jpg我が家をつくっているという実感が涌いたのは建て方のとき。一日じゅう見ていたいほどでした。上棟式の日には、大工さんたちと現場で昼食を共にする機会を設けました。実際に手を動かしてくださる方とこういう時間をもてたのは、とても良かったと思います。
その後も何度も現場に通いましたが、行く度に感心したのが関わって下さる方々の人柄の良さとそのきめ細やかな配慮。普通、現場といえば雑然としているイメージですが、ウチは道具も材料もきっちり片付けられていてキレイ。たまにしか来られない妊婦の妻や子どものために、仮手摺りまでつくっていただいていたことに感激しました。こうした話をSNSにアップしたところ、ある大工さんから「いい会社を選びましたね」とコメントが。とても嬉しかったです。

【家づくりを振り返って】
家をつくろうとすると、カッコイイとかオシャレとか、見た目に気をとられがち。でも、家は暮らす場所。気持ちいいかどうか。そういう視点で判断できたことが、私たちにとって成功の鍵だったように思います。
誠設計さんと一緒に家づくりをして改めて思うのは、会社の雰囲気がいいということ。人がとてもいいのです。こういう人たちと関わりながら家づくりの時間を過ごすのは、つくる喜びを倍増させるように感じます。丁寧につくられた我が家。丁寧に、大切に暮らしていきたいと思います。